カテゴリー

GFX100RF×クラシックネガ×28mm単で行く、愛知の紫陽花名所巡り

形原温泉と本光寺と蒲郡の名所を公共交通機関で巡る

いつも本ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
今回は愛知県の紫陽花スポットである、本光寺、形原温泉、おまけで竹島ファンタジー館と竹島を、徒歩と公共交通機関オンリーで巡ってきました。
公共交通機関でこれらのスポットを巡ってみたい方には、ご参考になると思います。

また、機材はGFX100RF一台でほぼ撮り切っておりますので、28mmの焦点距離や同機材の撮れる絵が気になる方も是非ご覧くださいませ。

今回の機材

  • GFX100RF
  • X-H2S SIGMA 16-300mm
  • クローズアップレンズ
  • C-PLフィルター

レンジの狭いGFX100RFをカバーするために、便利ズームを持っていきました。
しかし、大きな不満なくGFX100RFのみで撮り切ってしまいました。
(元々単焦点派なので、撮れない絵はしょうがないかな?と考えています)

また、GFX100RFは最短撮影距離20センチのスペックのはずですが、実際は24センチほどまでしか寄れません。
花の撮影をするにはもう少し寄りたいシーンが多いので、寄りの撮影にはクローズアップレンズを使用しています。
(大体19センチ程まで寄れるようになります。)

今回のコース概要

今回の訪問先

本光寺

形原温泉あじさいの里

竹島ファンタジー館

竹島

移動手段と所要時間は下記の通りです。

  • 三ヶ根駅までJR
  • 三ヶ根駅〜本光寺 徒歩10分くらい
  • 本光寺〜形原温泉 徒歩40分強
  • 形原温泉〜蒲郡駅 名鉄の臨時バスで20分弱
  • 蒲郡駅〜三河三谷駅 一駅分
  • 三河三谷駅〜竹島ファンタジー館 徒歩20分くらい
  • 竹島ファンタジー館〜竹島 徒歩8分くらい
  • 竹島〜蒲郡駅 徒歩20分くらい

形原温泉までは蒲郡駅から臨時のバスが出ていますが、それだと到着が最速でも10時くらいになってしまいます。
そのため、私は朝7時くらいに三ヶ根駅に到着する電車に乗り、軽く本光寺を撮影してから徒歩で形原温泉へ移動しています。
これなら開場30分くらいで形原温泉に入場でき、人も比較的少ないです。

その代わり、約3キロ・徒歩45分ほど掛かるので、ご自身の体力とご相談ください。

本光寺から形原温泉まで少しでも電車で移動するなら、三ヶ根から三河塩津まで一駅移動し、名鉄の蒲郡競艇場前で乗り換え、そこからさらに一駅の三河鹿島駅で降ります。
そこから約1.7キロ・約25分で形原温泉です。

作例

本光寺

朝の7時なら参道も比較的空いてるので、譲り合っての撮影の場合が多いですね。

X-H2S

このように、人がいない参道を望遠で撮影できます。

逆に、参道の中に入っての撮影がしづらくもありますが汗

換算28mmだとこれくらいの遠近感に。
もう少し望遠が欲しいところです。

というわけで、換算65mmくらいまで切り取ってみました。
これができてしまうのもメリットですね。

言語化出来ませんが、APS-Cはおろか、フルサイズよりも迫力のある絵が撮れる気がします。

光も綺麗に掬い上げてくれます。

ダイナミックレンジの広さゆえか、ハイライト側も写りに余裕を感じます。
そのため、発色も階調豊かに描かれています。

形原温泉までは徒歩40分ほど掛かるので、07:40ほどで本光寺をあとにして、次へ向かいます。

この日の予想最高気温は32度。
8時前とはいえ、既に暑いです🥵

何となくですが、GFXならではの光の捉え方があると思います。センサーサイズのおかげですかね?

形原温泉

08:20頃に到着。
熱中症対策で少し休憩します・・・

開場したてなので、人もまだ少ないです。

朝一だとまだ影の部分もあるので、木漏れ日が作り出すワンシーンも撮影できます。

6分咲き程度でしたが、充分楽しめる花のボリューム。
早めのほうが花の状態が良いのもメリット。

開放最短付近は球面収差の影響か、ふんわり写ります。
花や肌をなめらかに写してくれるので、個人的には味わいとして受け入れています。

ちなみに、一段絞ればすっきりと写ります。

ボケ味も何処かクラシカルな雰囲気を残しているように感じます。

28mmで良い感じで撮るのは難しいです・・・💦
心地良い画角を探して試行錯誤・・・

花びらの質感をしっとり柔らかく描いています。

X-H2S

休憩はこまめに取ります。
去年は最高気温27℃で暑いと思っていましたが、今年はさらに過酷です🥵

冷凍ペットボトルも1時間ほどで溶けました🫠

ひと休憩して、あじさいガーデンへ登ります。

海まで臨める、この景色が好きです。
何度見ても良いものです。

チャレンジの鐘は修理中?で有りませんでした。

ホタルの宿方面へ。
人工物が自然に侵食されていく様を、クラシックネガは印象的に描いてくれます。

・ ・

良くも悪くもクラシックネガだからこそ、良い雰囲気に見える一枚です。
それ以外だと、微妙な感じになります💦

改めて、クラシックネガの魅力を再認識。

戻ります。

名鉄の臨時バスで蒲郡駅へ。
20分ほどで着くので、大変有り難いです。

バス待ち中にパシャリ。

昼食

蒲郡駅から一駅移動して、三河三谷駅へ。
徒歩でやま六さんへ。

ランチでうな丼定食を頂きました。

うなぎはパリパリで美味しかったです😋

刺身も美味。
ご馳走様でした!

竹島ファンタジー館

存在が気になりながらも、一度も訪問していなかったスポットです。
約5500万個の貝殻で展示物が作られた、少々異色のテーマパークになります。

百聞は一見にしかず、ということで写真をご覧下さい。

入り口から漂う、只者では無い雰囲気。

のっけから世界観がすごい🫢

ご覧の通り暗いので、手ブレとの戦いになります。
上の写真は1/40sのiso3200です。

雰囲気あります。

大きさにビックリ。

掲載している画像の中で1番暗かったのはこちら。
1/40sでiso8000です。
高isoですが、ぱっと見かなり綺麗です。

合焦部の拡大。
全く破綻していなくて驚きです。

なぜ竜宮城が出てきたか、気になる方はぜひ訪れてみてください。

これだけ様々な色の照明が入り乱れた環境ですが、ホワイトバランスについてはオートでバッチリ決めてくれました。

エサを一個だけ投げて、それを食べた鯉の色と模様で結果が変わる「恋の鯉占い」です。
私の結果は鯉が群がりすぎて分からずじまいでした笑

非常に暗い環境も有りましたが、明かりにも助けられてまだ手持ちで撮り切れました。

竹島

竹島ファンタジー館から竹島まで、徒歩10分弱と非常に近いので寄り道します。

不完全なリフレクションですが・・・

緑が特徴的なフィルムシミュレーションなので、竹島は非常に相性が良いです。

ボケに頼れないのも、楽しくも難しいところ。
きっちり構図を探していかないと、微妙な1枚が撮れます💦

ただの記録写真デスネ😇

まとめ

公共交通機関で行く、愛知の紫陽花名所巡りと蒲郡の観光スポットをモデルコースとしてお届けしました。
正直、本光寺と形原温泉は車で訪問したほうがアクセスしやすいロケーションですが、駐車場の心配をしなくても良いのは公共交通機関の大きなメリットだと思います。

車がない方、そのメリットに魅力を感じる方はぜひ参考にしてみてください!

GFX100RFについて

・暑かったので、水分も含めてまあまあの荷物を持ち運びましたが、レンズ込みで800g切りの機動力の恩恵は非常に感じました。
荷物の重さは疲労に直結するので、軽さは正義です。

・あまりボケませんし広角単焦点ですが、得意なシーンは雰囲気良く美しく切り取れます。

・もう少し寄れれば・・・と思うシーンが多いです。GFXの中では寄れる方なのですが💦

・手ぶれ補正は有りませんが、許容できるisoがかなり高いので、意外と暗所も行けます。