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ズームレンズで切り取るかざはやの里のあじさいと見所紹介

2023年10月19日

こんにちは、ottottoです。
各地で梅雨入りが始まりまさにあじさいが見頃の今日この頃、三重県に有るかざはやの里にあじさいを見に行きました。
スケールは形原温泉あじさいの里以上に感じたので、皆様におすすめしたく今回の記事を記載します。

もくじ

1.かざはやの里について
2.注意点
3.アクセス
4.今回の機材
5.園内見所
6.まとめ

1.かざはやの里について

三重県津市に有る、梅・藤・あじさいを楽しめる花園施設です。
特にあじさいは77000株と、東海3県では最大級です。
さらに地形を活かして斜面一面に植えられたあじさいを一望出来る点は圧巻の一言。

見渡す限りのあじさい


形原温泉も勿論良かったのですが、スケール感ではかざはやの里の方が上です。
見渡す限りのあじさいを見たい方は、ぜひかざはやの里へ。

また他のスポットと比べて白いあじさいがとても多く、清涼感を感じました。

ただし品種の数は29種と少な目で、対する形原温泉は100種類以上あるようです。
珍しい品種を見たいなら、形原温泉をおすすめします。


ちなみに入園料は800円で、高校生以下無料です。

2.実際に行ってみて感じた注意点など


・駐車場はすぐ満車で渋滞ができる
日曜日の開園の8時に合わせて訪問した所、スムーズに駐車できました。
そして10時半頃帰路に着いたのですが、恐ろしいことに駐車場に入る列で周辺道路まで渋滞していました。
まさに今があじさいの見頃なので、行かれる方は開園に合わせての訪問をおすすめします。
また歩くことになりますが第二駐車場も有りますので、そちらも良いかもしれません。


・園内を車がたまに走行している
徐行速度では有りますが、園内を車が走行してくる場合が有ります。
子供を連れて行ったので、この点は心配でした。
また撮影に夢中になり過ぎないよう、気をつけましょう。


・日陰は多くないので、熱中症対策を
開けた場所ですので、日差しを遮るものは多くないです。
これから湿度も高くなり、ますます熱中症のリスクが上がります。
充分な水分、日焼け止め、帽子、日傘など熱中症対策は万全にしておきましょう。


・C-PLフィルターはあった方が良い
日差しを遮るものがないので、晴れた場合はC-PLフィルターがあった方が良いです。
直射日光を反射してあじさいの色が出ない場合が有りますので。

・歩きやすい靴を
地形を活かしたロケーションなので、坂や急な階段が多いです。
スニーカーなど歩きやすい靴をおすすめします。

・犬も入場可能
注意点というほどでも無いですが、犬も入場可能です。
犬が苦手な方はお気をつけください。
逆に愛犬がいらっしゃる方はあじさいポートレートのチャンスです。

3.アクセス

住所:三重県津市戸木町4096

車:伊勢自動車道 久居インターより10分ほど

名古屋方面の目安としては、蟹江インターから大体40分〜50分と言ったところです。

電車:近鉄久居駅西口より三重交通のバスにて、「戸木神社前」まで移動し徒歩15分
今回は車で訪問したので詳しくは書けませんが、1時間に1〜2本程度バスはあるようです。
ちなみに久居駅から徒歩だと4.5キロ、約1時間の移動になります。
歩けなくは無いですが、帰りのことも考えるとかなり遠いですね・・・

4.今回の機材

X-T4×XF16-55mm F2.8
X-Pro3×XF70-300mm F4-5.6
※C-PLフィルター付き
フィルムシミュレーション:PROVIA
WB:AUTO
都度HDR拡張撮影を実施

※レタッチ済み

何の捻りもないですが、一周回ってPROVIA のデフォルトを使用中です。

元々単焦点派ですが、今はズームで構図の練習中です。
その為幅広いレンジをカバー出来る2本をチョイスしました。
56-69mmが抜けているのが欠点な構成では有りますが・・・。

かなり広いロケーションだったので、超広角が有っても面白かったかもしれません。

5.見所紹介

この項目では私が良いな、と思ったロケーションをご紹介します。

花手水

受付で入場料金を支払った後進むと左手に小さい花手水、さらに進むと右手に大き目の花手水が有ります。

大き目の方は撮影待ちが何人か出ていました。

朝一ならまだ日陰もあり陰影付きで撮影出来るので、開園してすぐの撮影をおすすめします。

上から広角で全体を撮影しても良いですし、望遠でギュッと密集させて撮るのも良しですね。

450mm
小さめの花手水
257mm
大き目の花手水
450mm
花手水、やはり可愛いですね。

ウェーブ

24mm
画面奥まで全てウェーブのあじさいです。

まず出迎えてくれるのは白とピンクのツートンカラーのウェーブです。

58mm
上が白、下はピンクのあじさい

斜面を活かした撮影が可能なのでこちらはおすすめのポイントです。

83mm
前ボケを入れて望遠でギュッと。
83mm
ウェーブ自体を後ろボケにしても○

広角で手前に被写体を置きつつ、広がりを意識した構図にしても良いですね。

24mm

下から撮影すれば、特に斜面が活きます。
手前(ピンク)、真ん中(白)、奥(空)の三分割を意識してみました。

105mm
48mm
ウェーブ終点にて

池周辺

写真に絡めて撮影してくれと言わんばかりの、赤い橋の掛かった池があります。

51mm
後ろボケに橋を入れてみました。
33mm
広角寄りでパシャリ。
41mm
手前にあじさいを入れつつ絞って撮影。
83mm
リフレクションを絡めて。
池が濁っているのが残念ポイントです。
48mm
橋とウェーブをまとめて。

56mm
35mm
右下の空白を何かで埋めたかったですね。
42mm
これはただの風景なだけになってしまっている気がします。

池から入り口から逆方向に進むと、白いあじさい基調のロケーションがあります。

36mm
36mm
C-PLの片効きがしてる気がします••
肉眼の素晴らしさを写真に閉じ込めるのって難しいですよね。
肉眼で見た景色はもっと感動したのですが•••

このロケーションはかざはやの里の中でも高い場所なので、他のロケーションを見下ろして撮影可能です。

26mm

電線が有ったのですが、ズーミングで処理しました。
これ以上前に出られなかったので、ズームで良かったと感じたシーンでした。

コスモスも咲いていたので、夏と秋の共演となりました。

62mm
62mm
手前に白あじさいを置いて、奥の景色を少し圧縮気味に。

他にも急な階段×両脇にあじさいの素敵なロケーションも有るのですが、子供を先に登らせたため掲載できる写真が有りません•••

この階段でのポートレートをよく見かけるので、是非このロケーションも撮り逃しされないようお気をつけください。
※姉妹にお揃いの服を着せて、この階段で一生懸命撮影されてる親御さんもいらっしゃいました。

その他の園内の写真

開けた場所なので、青空と絡めやすいです。
入道雲が出ていると夏感が有って良さそうですね。

53mm
83mm
105mm
184mm
44mm

おまけ

受付のたぬき
かざはやの里はカッパの故郷だそうです。

6.まとめ

おすすめのロケーション別にご紹介しましたが、少しでもかざはやの里の良さが伝わっていれば幸いです。

2022/06/18はまだ見頃だと思いますので、ご予定の合う方はぜひ行かれてみてはいかがでしょうか?

ここまでご覧頂きありがとうございました!