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XF16-55mm&NOKTON35mmと行く名古屋市東区巡り

2023年10月19日

いつも本ブログをご覧頂きありがとうございます。
今回はレトロ巡りをメインに、東区〜中区を徒歩で散策した記事になります。
名古屋市でスナップしたい方は是非ご覧下さい。

目次

1.訪問スポット

2.機材

3.大曽根商店街

4.徳川園

5.双葉館

6.橦木館

7.市政資料館

8.久屋大通庭園フラリエ

9.まとめ


1.今回訪問したスポット
大曽根商店街
徳川園
双葉館
橦木館
名古屋市市政資料館
久屋大通庭園フラリエ

移動目安
約15,000歩
約10km
約半日
※大曽根駅スタート〜矢場町駅ゴール

距離はそこそこですが、当日は最高気温33℃と暑く、熱中症になりながらの撮影になりました。
日傘も差していたのですが、照り返しもあり過酷な状況でした。
猛暑日だったら恐らく最後まで辿り着けなかったでしょう。


2.機材について
徒歩メインの場合は極力機材は減らすのが私のモットーなので、ボディ1つにレンズ2本に絞りました。

X-T4
XF16-55mmF2.8
NOKTON35mmF1.2

総重量1.5キロに抑えつつ標準域は基本ズームでカバー、明るさとボケはNOKTONで補う構成です。
X-T4は強力な手ぶれ補正が有るので、F2.8ズームのみでも暗所は静止物なら割と行けます。
ただ単焦点はズームとは違う楽しみがあるので持ち歩く感じです。
NOKTONとXF16-55mmを付け替えながら撮影していますが、表記のない作例はXF16-55mmと読み替えてください。

設定はクラシッククロームのシャドウ-2、ハイライト-2で、raw +jpegで撮影して編集しています。


3.大曽根商店街

徳川園から回りたかったので、スタートはJR大曽根駅としました。
大曽根駅降りて割とすぐに大曽根商店街が有りますので、先に寄り道してどのような雰囲気か見てみることにしました。

ちょうどその頃円頓寺や大須といった商店街をスナップしていたので、商店街自体に興味があった次第です。
大曽根商店街がどのような場所かと言うと、元々アーケードがあり大須・円頓寺に並ぶ名古屋三大商店街の一角でした。
ただ再開発に伴いアーケードを撤去し、写真のようなモニュメントを設置しましたが、他の二箇所と比べると寂れてしまっている印象です。

ただ設置されたモニュメントは中々シュールで、見ている分には面白かったです。

NOKTON
謎のモニュメントたち。
NOKTON
NOKTON
NOKTON
ライオン、、、?
「OZモール」なので、オズの魔法使いモチーフのようです。

シュールなモニュメントと、少し寂れた雰囲気が撮りたい方は覗いてみてください。
徳川園に行かれる場合も、オマケで訪問してみてはいかがでしょうか?


4.徳川園

本日のメインその1。
紅葉でも新緑の季節でも無いですが、一度覗いてみたかったので訪問を決めました。

徳川園は尾張徳川家の邸宅跡を利用した、日本庭園です。
市内にありながら四季折々の花が見られ、秋には紅葉も楽しめる貴重なスポットです。
入園料も大人300円とお手頃なのも良いですね。

NOKTON
外壁の瓦と木漏れ日。
ブラックミストが良い味を出しています。
外に咲いていたユリ。
NOKTON
ちょうど百日紅の季節でした。
木漏れ日の玉ボケと花は鉄板ですね。
NOKTON
新緑では無いですが、透過光で緑が美しかったです。

ここから場内の写真となります。

緑が眩しいです。
換算50mmで1/8秒。
手ぶれ補正に助けられています。
スポットライトが当たっていました。

この奥に滝があったので、SSを変えながらしばらく撮影しました。

換算26mmで1/8秒です。
こちらは1/250秒です。
静的でも動的でも滝は魅力いっぱいです。
モノクロも迫力が有っていいですね!
煽り気味にアングルを変更して撮影。
手前に葉を置いて、額縁構図のように撮影しました。
リフレクション×睡蓮×橋
構図を探す楽しみが有りました。
ズームの有り難みを感じる瞬間ですね。
広角気味でスナップ。
別の滝です。
再び入り口へ。

ここから双葉館目指して、20分強・約1.8キロの道のりを歩きます。

道中で見つけたサボテンを青い空をバックにスナップ。
縦ローアングルの時はバリアングルは強いです。

20分強なので普段なら何ともない距離ですが、暑さが加わると非常に遠く感じます。
暑すぎるため、かならず日傘を差しながら移動します。
片手が埋まってしまうのが難点ですが、性別関係無しに夏は日傘を差すべきだと思っています。


5.双葉館

双葉館外観

双葉館は大正に建てられた一部が現存する建物で、一部は国の登録有形文化財にも登録されています。
ステンドグラス、螺旋階段が目を惹きますが、和洋折衷も見どころの一つです。
また調度品も展示されており、大正の暮らしを伺い知る事も可能です。
和室は創建当初のままなので、大正の雰囲気を感じられます。

簡単ですが建物の説明はここまでにして、ここからは写真をご覧下さい。

外観その2
目玉のステンドグラスです。
NOKTON
ステンドグラスと灯りを絡めて。
目玉の螺旋階段です。
同じく登録有形文化財の蔵です。
双葉館の中から撮影。
NOKTON
とある一室をモノクロで撮影。
再現。
NOKTON
配電盤です。
凄い雰囲気が出ています。
1F奥の廊下ですが、かなり暗いです。
1/15s F2.8 -1ev iso640
明るさのご参考までに
NOKTON
突き当たりの玄関にて
螺旋階段を登り2階へ
※エレベーターも有ります
上から見た螺旋階段

2階には郷土ゆかりの文学者の展示も有ります。

NOKTON
デスクを再現した展示。

一通り見て回ったので、徒歩5分ほどの距離の橦木館へ移動します。


6.橦木館

こちらも大正時代に建てられた建物で、主に和館、洋館、蔵、茶室、庭園が残されています。
大正〜昭和時代に陶磁器事業で財を成した人物が建てた事もあって、展示物は陶磁器関係の物が有ります。
名古屋市有形文化財、景観重要建造物に指定されました。

NOKTON
建物外観
NOKTON
NOKTON
こちらもステンドグラスをふんだんに使用した建物です。
NOKTON
照明も雰囲気があります。

ここから2階です。
2階は陶磁器の絵付けの工程の展示が有ります。

NOKTON
NOKTON
レトロにはモノクロがよく似合います。
NOKTON
陶磁器の絵付けの工程の展示です。
NOKTON
当時のデスクの再現。

ここから一階に戻り、和室部分を見ていきます。

水回り関係も残されています。

リアル!
雰囲気のある廊下。
和室は心が落ち着きますね。
夜とか怖そうです。

一階も回ったので出口へ。

次は市政資料館へ移動します。


7.名古屋市市政史料館

旧名古屋控訴院庁舎の保存・公開及び、市政資料の収集・整理・公開を目的とした建物です。
赤レンガを用いたネオ・バロック様式のクラシカルさが特徴です。
内部もステンドグラスを始めとした、華麗な装いです。

換算24mmでも全く収まりません。
iphone12pro
スマホの超広角も使用しましたが、それでも収まりません。
諦めて良い感じに切り取れるよう画角調整。
寄ってみると彫刻の細かさに気付きます。
玄関入ってすぐです。
ひたすらに豪華です。
吹き抜け。
レンガの質感が出ていて良い感じに撮れたと思います。
割とどこを切り取っても絵になります。

久屋大通庭園フラリエを目指して、30分ほど2.4キロ歩きます。

せっかくなので久屋大通公園を突っ切るルートを選択。
ここにもオブジェが色々ありますね。

8.久屋大通庭園フラリエ

到着。暑さで息も絶え絶えといった状況です。
NOKTON
すぐさまカフェに駆け込み、冷たい飲み物で一息入れます。
NOKTON
ケーキが目当てでしたが、売れ切れでした。
残念。

休憩して回復したので再び外へ。

大幅に暖色に調整してみました。
トンボ。
換算83mmの限界です。
眩しい緑でした。

まとめ
名古屋市市内でも緑を感じられるスポットと、レトロなスポットを半日かけて巡りました。
双葉館、橦木館、名古屋市市政資料館はレトロ好きな方にはお勧めしたいです。
徳川園は紅葉の季節にもう一度訪問しようかと考えています。