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中望遠一本勝負!XF80mmで梅撮影。

2023年10月18日

いつも本ブログをご覧頂きありがとうございます。

今回は中望遠単焦点であるXF80mm F2.8一本勝負にて、梅を撮影してきた際の写真を載せたいと思います!

結論
マクロレンズですが、中望遠としても優秀
もちろんマクロの描写も素晴らしい
AFはリニアモーターで高速で、マクロ領域も割と合わせてくれる
ただし重い

1.はじめに

このレンズを購入して初めての撮影でしたが、非常に楽しく撮影出来ました!
このレンズ、ネットに掲載されているレビューや作例は少なめでは有りますが、非常に優れたレンズという事が初日からひしひし伝わってきました。

特にXマウントはマクロの選択肢が少ないので、購入されるか悩まれている方もいらっしゃるかと思います。この記事がそんな方のご参考になれば幸いです。

レビュー記事はこちら。
草花•昆虫撮影のスペシャリスト。XF80mm F2.8 macroレビュー。


設定
基本クラシッククローム
シャドーハイライト共に−2で撮影しました。
ただしアスティアが混ざっているかもしれません汗

今回はこの場所にて撮影をしました。

人が周りにいたので、適当な一枚です・・・

名古屋市天白区にあります、名古屋市農業センターです。

車でのアクセスが便利では有りますが、梅の時期には駐車場に入るための渋滞が出来ます。

その為私は鶴舞線の平針駅から20分ほどかけて、歩いて訪問しました。

ここに植わっている梅は、およそ700本のしだれ梅となります。見頃では市中である事を忘れてしまうような素敵な風景が広がります。

今回は5分咲程でしたので、望遠で良いところを切り取る方向で結果的に大正解でした。

それでは作例をご覧ください!

口径食と玉ねぎボケは出てしまいます。が、このレンズは描写がとても優れているので、しょうがないと考えています。
背景が気持ち良くボケてくれます。
リニアモーター搭載の為、AFも快適です。
レンズによってはうるさくなりそうな背景もこのようにボケます。
充分キレイなボケだと思いますがいかがですか?
園内は水仙も咲いており、梅とのコラボが撮れました。
グルグルボケもこのレンズの特徴ですね。
無いに越した事はないですが、表現の一つと割り切るのも有りかもしれません。
クラシッククロームの青空と、梅の色のマッチングが良いですね。
前ボケもご覧の通りです。
良い感じにボケています。
換算122mmで圧縮効果もしっかり掛かります。
透過光で蝋梅が透き通るように輝いていました。
周辺減光も出ますが、これも味だと感じています。
梅が玉ボケのようになりました。
被写体が浮き出て見えます。
グルグルボケで動的な表現が出来ると思っています。
F2.8ですが、ちゃんと被写体と背景を分離できます。

園内には他の花も沢山咲いていたので撮影しました!ここからマクロの真骨頂です!

オオイヌノフグリがこのサイズで撮影出来ます。
ビタミンカラーは元気が貰えていいですね。
個人的にシクラメンは大好きです。
花びらの質感が素晴らしい描写です。きっちり描写しつつも、柔らかそうに感じませんか?

今回は以上となります!

重さがそれなりにあるので構え続けていると疲労を感じました汗
その代わり中望遠らしく大きなボケと圧縮効果を得られる為、使用していて楽しいレンズです。
今後も花の撮影には是非持ち出したいと思えるレンズでした!

ここまでご覧頂き、ありがとうございました!